塩分取らないと具合が悪くなる?

健康ー適塩
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マグネシウム カリウム カルシウムなどのミネラルが含まれた塩

体にいい塩取ってますか?


1.体に良い塩ってなに?
昔ながらの海水など煮詰めて作った塩で適度なミネラルなど含んでいる塩です。
化学工業的にイオン交換膜など利用して作らない、塩田で海水ろ過ののち
窯で時間かけて煮詰めたものです。
すべて昔ながらの自然製法で作られる塩は時間もかかりとても貴重です。
化学工業的に作られた塩よりも値段が少々お高いです。

ちなみに、1リットルの海水から30グラムの塩が採れるんですが
日本的な湿度の高い気候では乾燥させて濃い塩水を作るのは
大変な労力とお天気任せなところがあります。

2.体に悪い塩ってなに?
ミネラルが含まれない化学工業塩のことです。
塩田ではなくて工場などで化学的に作られた化学工業品です。
ミネラルが入ってないほぼ100パーセントの塩化ナトリウムです。
海水さえあれば速攻で大量生産できちゃいます。
イオン交換膜で完全に塩化ナトリウムの濃い液が作れるために
ミネラルが割り込む余地はないみたいです。
煮詰める前にすでに塩化ナトリウムほぼ100パーセント。
最終工程は窯で煮詰めてさらさらした真っ白な
塩化ナトリウムになるのです。

ミネラルが含まれた塩が体に良い?ミネラルってなに?


1.ミネラルって簡単に言うとなに?
体を正常に機能させる頼もしい奴でビタミンと一緒に常日頃から縁の下で
僕たちを支えてくれているんです。

【主要ミネラル:7種類】
カルシウム、りん、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウム

【微量ミネラル:9種類】
鉄、亜鉛、銅、マンガン、クロム、ヨウ素、セレン、モリブデン、コバルト

こんな感じで体に必要な無機質な物質が16種類もあってビックリですが
少なくても多く摂っても体にはやばいみたいです。

ようは、海から生まれた生物は体内に適度な濃度に保たれた
体液があり各細胞内の濃度は電解質バランスで機能している。



なんかアカデミックな論文みたいですなあ。
ピラマもすぐには理解不能ですがなんとなく
理解すればいいと思っています。

*電解質っていうくらいだから生物の体のなかには電気や電気信号が
走り回っているみたいです。脳波や心電図も体の電気信号読み取っている
みたいだし。
たしか、ポカリスエットなんか電解質(アイソトニック)の成分表示も
ありましたっけ。
ピラマはポカリスエットや経口補水液などは体液バランス補正飲料と
思っています。

だから、熱中症などで体の塩分濃度やミネラルが不足すると
電気信号のやり取りが正常に動かなくなり足がつったり、気持ち悪くなったりするのでポカリや経口補水液が必要になるんだとおもいます。 

2.じゃあ、ミネラルが入ってない塩は体に良くないの?
結論としては良くないとピラマは思います。

化学工業的に大量生産された99.99パーセントのミネラルが入っていない塩は体内のミネラルバランスを崩してしまう可能性が高くなると考えます。

つまり、塩ではなく塩化ナトリウム過摂取になってしまうのです。
特に食品産業などほとんどの業種で工業的に作られた塩が使用されていて
意図的な健康志向なものを除けば100パーセント塩化ナトリウムです。

微量なミネラルの入った塩が体の中で重要な働きを
しているということです。

減塩ではなくて適塩がいいかもしれませんよ


1.何でもかんでも減塩の風潮はおかしいっ!て思います
1954年にアメリカのルイス・ダール博士が日本の南部(鹿児島)と北部(青森)、アラスカのイヌイット、アメリカの北部などの世界5地域の塩分摂取量と高血圧、心筋梗塞や脳溢血などの関連は塩分摂取量と正比例していると発表。

この研究内容を重く受け止めたアメリカ食品医薬品局が1960年代に減塩して高血圧予防の促進などのキャンペーンを始めてしまう。

アメリカのやることはすぐに日本の当時の厚生省に伝えられ現在の減塩至上主義になって今にいたってしまいました。

でも、1988年に【インターソルトスタディー】なる世界32か国による大掛かりな研究がロンドン大学が主催となり塩分摂取量と高血圧の関係は認められないとの研究結果が出てしまいます。
他には高血圧症患者の95パーセントはいまだに原因不明
みたいです。


しかし、日本でこの研究報告について報道するメディアは皆無です。
だから、科学的な根拠がないまま日本での減塩至上主義がまかり通ているのです。

2.適塩ていってもどれ位の塩分量が良いの?
要はバランスの問題で腎臓病などで体内の塩分濃度を調整出来ない場合は
塩分摂取量を厳密に医師の管理下に置くことが大事だと思う。

ちなみに、現在の厚労省が推奨する一日の塩分量は
男性:8グラム  女性7グラム なのですが
2020年の今年、更にそれぞれ0.5グラムづつ減らす?
みたいですよ。
生活環境や労働環境、気候や環境の変化、若年~高齢者まで
ひとからげにするのは疑問が残ります。

でも、ピラマは自分の運動量や体調に合わせて塩分は調整して
何でも美味しく健康的に食べれれば良いと思います。

ちなみに、ピラマはありがたいことに入院したことがなくて
病院食たべたことありませんが経験者は誰でも味が薄くて
とってもマズイって言います。

要は自分に合った塩加減は人それぞれだということです。
検査入院で病気でもないのに“病人面”になってやつれて見えるのは
減塩食が原因かもしれませんね。

適度なミネラルを含んだ塩の効能

1.ざっと以下のような効能がありました。
・体液の浸透圧を一定に保ちph値を保つ。(弱アルカリ性の体液)

・神経の伝達機能の向上(ボケ防止)

・筋肉の収縮作用が適度に守られる(けいれん防止)

・胃腸の消化液となり食欲増進する(食欲不振回避)

・体内での解毒機能(デトックス)が機能する(悪しき奴の排除)

・低体温と体が酸性化するのを防ぐ(ガン予防)

すごいね!
ピラマは改めてミネラルの入った塩、見直しましたです。

逆に減塩しすぎると以下のような効能?があるみたいですよ。
・顔色が良くない

・便秘気味だったり、下痢気味だったりする

・口内炎やけがが治りにくい

・体力と気力の低下でやる気がでない

・吐き気と胃腸障害

・血流の低下

・足腰の痛み

・筋肉痛

・手足や背中、太ももやふくらはぎがけいれんする

・反応の鈍化

・血圧低下による脳梗塞

・減塩し過ぎで高血圧になる(マジなの?)

・認知症が促進される

・体温の低下で冷え性になる

・熱中症になりやすくなる

まるで現代の日本は江戸時代の【塩抜きの刑】をいまだに
やっているみたいですね。
【塩抜きの刑】は死罪と同様とのことだったみたいです。

塩抜きの刑は2週間もするとタコやイカみたいなフニャフニャ人間になって死んでしまう恐ろしい刑だったと記録があります。
(低ナトリュウム血症による心不全みたいです)

ちなみに、人間の体は体重60キロ大人で約200グラムの塩が含まれていて
その塩分濃度は約9パーセントに保たれています。
下の写真は100グラムの塩をピラマが量ってみたのですが
小皿に山盛りなのでちょっとビックリでした。
200グラムってこれの2倍だもんね。

100グラムの塩

100グラムの塩


だから、輸血の血液が不足すると生理食塩水(リンゲル液)を
点滴しちゃうみたいですね。
塩水点滴しても高血圧の方は大丈夫なんですかねえ。

でも、塩って命の源だって判りますよね。

今回のお話のまとめ

・少々お高いけどミネラルを含んだ塩を使おう。

・腎臓病などで塩分摂取量が制限されていなければ
 適度な自分が美味しいと感じる塩分量摂っても
 大丈夫だってことです。
 要は適塩です。

・ただし、何でも摂りすぎや食べ過ぎはやばいです。
 【過ぎたるは猶及ばざるが如し】なんだなあ。

・多すぎると高ナトリウム血症になり、少なすぎると
 低ナトリウム血症などでどちらも命の危険に
 さらされてしまいます。

結論はミネラルの入った塩を自分の体調管理しながら
適度に使い健康増進に役立てることだと思います。

ここまでお付き合いくださいまして
ありがとうございました。
また、別の記事でお会いできるのを楽しみにしております。
ピラマでした

健康ー適塩
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東京都大田区 矢口渡生まれ
クラシックギターが大好きなオヤジです。
他にドライブや釣りが趣味です。
ギターは16歳からやっていますが未だに発展途上。
奥が深い魅力的な楽器です。

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